描きたい絵がない。
とりあえずなんか描いておきたいのに、気分がのらないや
昔は好きなもので溢れて描きたい絵がたくさんあったのに・・・。
こんな悩みに答えます。
肉体的には元気であるにもかかわらず、描く気力がないのには原因があるので、この記事を読んで原因を排除すれば大丈夫です。
✔︎この記事の内容
- 絵を描く気力がない原因3つと解決法
絵を描く気力がないという経験も、脱却した経験もあり、絵が描けない人達の観察も長年してきたわたしがこの記事を書きます。
Contents
絵を描かない期間が長いと下手になる?
絵を描く気力がないけど、描かないでいると下手にならないか心配で、焦る・・・
そう悩む人は多いと思います。
大丈夫です。描かない期間があっても下手になりません。
ネット上には「絵を描かない期間が長いと下手になる」という情報がありますが、あれは嘘。
わたしがしばらく描かなかった時の感想
わたしの経験上、何か月も絵から離れたって何も問題ありません。
確かにしばらくブランクが空くと、こんな感じだっけ?と少し感覚を忘れますが、描いてたら1日で感覚が戻ります。
自転車に一度乗れるようになったら、乗らなくても感覚を少し忘れる程度で、普通に乗れるのと同じ感じ。
衣装の細かい構造など、忘れても資料を見ればいいものは忘れていいので、何も心配ありません。
絵を描く気力がない原因3つと解決法
- 萌え不足
- 誰にも貢献していない
- 下手すぎて自信がない
です。詳しく解説していきます。
萌え不足
3つの中で一番重要なのが、「萌え」が足りないかどうかです。
- 「大して好きではないけど、伸びそうだからor流行っているから描こうかな」
- 「アニメや漫画を見ていないで、絵の練習しなきゃ」
- 描きたいものがないのでとりあえず手癖で描き始める
これは萌え不足の人がやりがちなことです。
✔︎何かに萌えている人の特徴
- 好きなものを描くのに忙しいので、好きじゃないものを描くヒマはない
- 好きなアニメや漫画はかじりついて見る
- 常に何かにハマっていて、妄想が広がる
こういう人が、描く気力がない…と悩むことはまずないです。
描く対象への気持ちが足りないと絵を描く気力がおこりませんが、描く対象に萌えていれば自然と描いてしまいます。
ここでは誰でもできる簡単な対処法だけ紹介。順番に解説していきます。
自分の好きなものを明確にする
自分の好きなキャラ、萌える属性が何なのかはハッキリ認識しておきましょう。
何かの良さをわかっていない人に、その良さを伝えられる絵が描けるわけはないからです。
「好きなキャラや属性があるけど昔ほど熱がない」人は原作にもう一度触れたり、二次創作を漁ったりして昔の気持ちを思い出しましょう。
Twitterなどで同じものが好きな人を見つけて、それについて語っているのを読むのも効果的。
好きな気持ちが思い出せなかったり、何もなければ、新しいものを探せばいいだけです。
たくさんインプットする期間を作る
好きなものが特別ないという人は、好きなアニメや漫画、映画などを見まくるインプット強化月間を作りましょう。
ハマったものはとことん見るもよし、面白くないものはすぐ切るもよし。
「アニメを見る時間があったら絵を描く時間を増やさなきゃ!」と何の作品にも触れないのは逆効果です。
たくさんの作品に触れるのは、例えその作品にハマらなくても意味があります。
- 「この服を推しに着せたら可愛いかも」
- 「このシチュエーションで推しを描きたい」
このように妄想を広げるエサにすれば、何でも価値あるインプットに。
「インプットのためにはレンタルDVDや漫画にお金がかかる」というのも昔のことです。
インターネット配信なら見放題。ABEMA などのネット配信を使えば今すぐ自宅がレンタルDVD屋になります。ABEMAは放送中アニメの最新話が無料で見れたり、期間限定で全話無料の動画もあるので、課金なしでも十分使えます。
毎月課金しなくても「萌えの充電期間」として1か月有料(960円)でアニメを好きなだけ見貯める、という使い方でも十分です。
>>ABEMAの公式サイトはこちらからただし、「インプットするのがいいとわかっていても、どうしてもだるい」という方もいると思うので、↓の記事を用意しました。
・「インプットするのがどうしてもだるい」という方はこちらの記事の方法をお試しください。
また、「インプットしているのに描きたいと思えない」という方にはこちらのnoteに解決法を書きました。↓
人生を楽しむ
絵が描けないからって、絵のことばっかり考えてしまう人がいます。
これは逆効果です。
絵というのは、技術だけで描くものではないからです。表現したいものがあるからこそ描けるもの。どうしても描けない人はきっと、表現したいものもないです。
技術的に「絵が上手くなりたい」とばかり悩む人生では、感受性が死にます。絵が下手になる悪循環です。
そういうときは絵から離れて、外の世界を見ればOK。
思いっきり遊んだり、遠出したり、美味しいものを食べに行ったり、イベントに行ったり、恋愛したり、別の趣味をはじめてみたり。
誰にも貢献していない
「自分の描いた絵が誰かを幸せにしているか」を考えたことはありますか。
幸せにした数が多い少ないは関係なく、大事なのは「たった1人」でも幸せにできたかです。
自分のファンを作る
ファンというほどではなくても、「いつも見てくれる人」が1人でもいればok。難しいことに感じるかもですが、↓の記事を参考にすると意外と簡単です。
・ファンを作るには「こだわり」を持てばOK。こちらで解説しています。
毎回見てくれる人が1人いるのといないのとでは全然違います。「その1人に貢献できている」って思えるだけでも気力がわいてきます。
下手すぎて自信がない
- 目がよくなりすぎて画力が追い付かない
- 上手い人と比べて落ち込んでやる気がない
- pixivに投稿したけど全然閲覧もブクマも伸びない…
そんな人はやり方さえ間違っていなければ、上達までは時間の問題。
「自分は下手だ」というのは絵を志した以上、例えプロになってもずっと付きまといます。
ところが、下手でも絵は描けます。下手だから描けないように見えて、実は画力の問題より気持ちの問題なんです。
参考記事:「絵が描きたいのに描けない」はこう考えると楽になる
もっと上達して自信をつけたい場合は、イラスト上達カテゴリーの記事を中心に読んでみてください。
まとめ:絵を描く気力がない人は、萌えのある豊かな人生を送ろう
戻らない熱を戻すには限界がありますが、新しくインプットできる作品は山のようにある上、無限です。
だから今ハマれるものがなくても、これから神作品が生まれる可能性もあります。
・「インプットするのがどうしてもだるい」という方はこちらの記事の方法をお試しください。
・インプットしても描きたいものが見つからない方へはこちらのnote「描きたいものがないけど描きたい」から卒業する方法に解決法を書いています。
あなたを夢中にさせるものがきっとあるはず。いい出会いを探していきましょう。