絵で伝えたいこととかテーマとかないんだけど…。そういうのあった方がいいの?どうやって決めたらいいの?自分には無理なんじゃ…
そんな悩みに答えます。
結論から言うと、いい絵を描きたいならば伝えたいことやテーマは必ず決めるべき。そして、初心者でも誰にでも決められるので、やらないと損です。
この記事を読めばそのことがわかるので、最後まで読んでみてください。
Contents
萌え絵に「伝えたいこと」がないというのは問題なのか?
そもそも、萌え絵で「伝えたいことがない」「テーマがない」というのは問題なのでしょうか?
はっきり言って、いい絵を描きたいなら問題です。
なぜなら、いい絵というのは何かが伝わるからこそいい絵と感じるものだからです。
上手いのに評価されない、下手なのに評価される、それは何かが伝わっているかいないかの違いです。
何時間何日もかけて描こうと、何も伝わらなければ一瞬見てスルーされるのが普通、それが絵ってものです。
こう聞くと、
「じゃあ、萌え絵で何も伝えたいことがない自分にいい絵を描くのは無理なのか…」
「テーマとかめんどいこと考えるくらいなら絵なんか描きたくない…」
と思った方、安心してください。
あなたが「伝えたいことやテーマがない」というのは誤解です。
どういうことなのか解説していきます。
「絵で伝えたいこと」がない原因
絵で伝えたいことがない。テーマとか決めたくない。
その原因は、「伝えたいこと」や「テーマ」というのを難しく、堅苦しく考えすぎているからです。
「伝えたいこと」とか「テーマ」って聞くと、「愛」とか「狂気」とか「世界平和」だとか、なんかカッコいい大層なものを想像してしまいませんか。
実際には、萌え絵に込めるべき「伝えたいこと」や「テーマ」はもっともっと単純。
一言で言うと、あなたの「萌え」が伝わればいいのです。
例えば、推しキャラが好きで好きで「ぁああ〝ーーー!!」ってなってしまったら、その思いが伝わる絵を描けばいいのです。「このキャラにこのシチュだと、いかに萌えるか」とか、「○○はただ笑っているだけで可愛い」みたいなテーマで絵を描くだけ。それも立派なテーマです。
その絵を見た人が、1人でも同じように「ぁああ〝ーー○○萌えぇ〜〜!!!」とか、「○○はただ笑ってるだけで可愛い」って思ったらもう大成功。
萌え絵を見て、ついブクマしたり保存したくなったりするのはなぜか?それはその絵を見て「可愛い!!」「カッコいい!!」「好き!!!!!!」って思うからです。絵師のどうしようもない萌えが伝わった人は、ブクマやいいねやコメントを惜しみなく返してくれ、フォローして次回作を期待してくれます。
「上手い」って思われても、上手い人なんていくらでもいるので速攻で忘れ去られます。
萌え絵を見る人は、デッサンに一切狂いのない上手い絵が見たいわけでも、堅苦しいテーマを訴える絵を見たいわけでもありません。ただ「自分を萌えさせてくれる絵」が見たいのです。
それにはただ、あなたの感じる萌えが伝わればいい。それが萌え絵というものであり、逆に言うと、萌えない萌え絵はどんなに精巧に上手に描かれようと需要はないのです。
詳しくは↓の記事でも解説しています。
そうは言っても、「萌え〜〜〜!!」ってほどのものが今ないんだけど…という方。
なにも「萌え〜〜〜!!」までいかなきゃいけないってわけでもありません。
例えば、「なんでかよくわからないけど、なんかこういうの好きなんだよなあ、なんか惹かれるんだよなあ…」くらいの静かな情熱でもいいのです。「こういうの、なんか惹かれる」みたいなテーマで描こうとするだけ。たったそれだけでも、同じように「こういうのいいな」って感じる感性を持つ人の心には響きます。
何も萌えがない方はこちら:絵を描く気力がない人は〇〇が足りない!【誰でもできること】
「絵で伝えたいことやテーマがない」という人におすすめの講座
「絵で伝えたいことやテーマがない」のを解決したい方、伝わる絵を描いて絵の魅力を上げたい方には、パルミーの一枚絵の考え方・創り方講座がおすすめ。
2022年8月、新しく追加されたばかりの講座です。早速わたしも受講してみました。
≫パルミーは7日間の無料体験ができます。詳しくはこちらから。
この講座のレビュー記事はこちら≫【パルミーレビュー】いい絵を描くには一枚絵の考え方・創り方講座がおすすめ
この講座を見ると、伝えたいことやテーマがいかに絵に必要であることや、誰でもできるということがわかります。
一枚絵を描くためのネタ出しするための具体的な方法も解説されており、この方法は初心者でも誰でもマネできます。
ただ、パルミーの分類でも「上級者向け」となっているように、一枚絵を一度も完成させたこともないような初心者向けではありません。なぜなら完成させたことがないと、一枚絵を描きあげる間にどんなことで躓くのかもわからないから。少なくとも1枚は自分で考えた絵をフルカラーで完成させてから見たほうが身になります。
講師のよー清水先生の絵に対する考え方は、著書の「絵がふつうに上手くなる本」を読むだけでも学べます。ただしパルミーのいいところは、講師の肉声を聞きながら描くのを見られるところです。文章より動画と声の方がダイレクトに脳内に響き、「ああ、神絵師でもこんなに迷いながら描くんだなあ、こんなこと思うんだなあ」ともっと身近に感じることができます。
パルミーの無料体験が気になっている方は、この講座が公開された今のタイミングは絶好。神絵師の生の声を聞いて、「絵のテーマに対する考え方」をインストールしましょう。
詳しいレビューはこちら≫【パルミーレビュー】いい絵を描くには一枚絵の考え方・創り方講座がおすすめ
まとめ:いい絵を描くなら伝えたいことやテーマを決めるべきだし、誰でもできる。
以上、まとめるといい絵を描くなら伝えたいことやテーマを決めるべきだし、誰でもできるのでやらないと損です。