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立体感のある絵が描けないという初心者の悩みを解消!

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絵に立体感がでなくていつも影でごまかしてる。

どうしたら立体感のある絵が描けるの?

✔︎立体的に描けない理由3つ

  • 立体のイメージ力の不足
  • 立体が複雑すぎて形をとらえられない
  • 簡単な立体が正確に描けない(描けると思い込んでいる)

つまりこの3つをクリアすれば立体的な絵が描けます。

※影による立体感の出し方は↓の記事を参考に。

絵の影の付け方と立体感を出す方法。結論:アニメ塗り最強【画像付き】 影をどうつければいいのかわからない影のつけ方がわからなくてボカシてしまう正確な影なんてつけるの無理じゃない?みんなどうして影がつけら...

✔︎この記事を書いている私は

  • 底辺からpixivフォロワー3万人レベルに上達
  • 絵描き歴=pixiv歴=8年

立体的な絵が描けない理由3つ

立体のイメージ力の不足

立体的な絵が描ける人は、脳内でイメージした立体をグルグル回せます。

立体物を日頃眺める重要性

見慣れないものをイメージするのは困難です。

立体把握能力が低かったわたしはキャラクターのフィギュアを色んな角度で眺めるようにした結果、イメージ力が鍛えられました。

こちらの記事で「脳内で立体をグルグル回す」というのができるようになったと書きましたが、それもフィギュアを触ったり色んな角度で眺めたのが大きいです。

漫画家やイラストレーターの仕事場でフィギュアがないのってあまり見たことないですが、それも当然のことと感じます。

可動式フィギュアを1つは持っておけ

最低1つでいいので人体の立体物は持っておくべき。

いくつか買った結果コスパがよくおすすめなのは、可動式のフィギュアや質のいいデッサン人形を1つ持つこと。

自分の描きたい絵柄に近い可動式のフィギュアだとなおいいです。

たった1つで無限に勉強できるし資料にも使えます。ポーズをとらせて違う角度で見るだけで「この角度だとこの部位は見えなくなるんだ!?」とかいろいろ発見できるんですよね。

こんなに可愛いのに可動がよく、自然なポーズがとれるフィギュアもあるんです。↓

デッサン人形や可動フィギュアはamazonで買えるので、手軽に入手できます。

・amazonで買えるリアルなデッサン人形・可動フィギュアを紹介

立体が複雑すぎて形をとらえられない

絵が上手い人が複雑なものまで立体的に描けるのは、簡単な立体に置き換えられるからです。

ここで言う「簡単な立体」というのは、立方体や球、円柱など、またはそれらを組み合わせたもの。

簡単な立体に置き換えることさえできれば、その立体をアタリとして描くことで、複雑な立体でもいろんな角度で描けるようになります。

参考資料

内容はやさしくなく、読むだけでは描けません。この本の内容がわかれば「簡単な立体に置き換えて描ければいろんなものが立体的に描ける」ことがわかります。

応用して「自分の描きたい絵柄を簡単な立体に置き換える」ことで、描けるようになります。

簡単な立体が正確に描けない(描けると思い込んでいる)

「底辺だったわたしにはわからなかったけど、今ならわかる」話ですが、立方体って正確に描くの難しいんですよ。

「えっ?簡単じゃん」って思う方は、描けていると思い込んでいるだけで、きっと正確に描けていません。

例えば下の絵。

間違った立方体

これらの絵が正確な立方体ではないことと、正確でない理由をわかっている必要があります。

初心者の頃のわたしにはわかりませんでしたし、立方体を描くのは簡単だと思っていました。

逆に観察力のついた今の方が、「正確な立方体を描くのは難しい」と感じます。

でも立方体って、これさえ描ければなんでも立体的に描けると言っても過言ではないチート立体物なんですよ。

絵に立体感がないという人もパースがわからんという人も、実は立方体が正確に描けるだけで解決するんですよね。

参考資料 「風景デッサンの基本」

そこのところをもっと知りたい方は、この本だけ読めば大丈夫です。↓

「風景デッサンの基本」というタイトルなので、人物を描くには関係ないんじゃないの?と思うかもしれませんが。

この本の内容が理解できた人は、人物も物も背景もなんでも描けます。

✔︎人気の理由

  • 「パースについて本で勉強したい」という人も、何か買うならこの本一冊で十分
  • 「ユアッサーの法則」で初心者でも正確な立方体が描ける
  • 簡単な立体で物の構造を掴めば、見なくてもいろんな角度で物が描けることがわかる

まとめ:立体的に描けないのには理由があるので、解消できます。

  • 立体をイメージできる
  • 簡単な立体に置き換えられる
  • 簡単な立体が正確に描ける

この3つが揃えばいろんな角度で描くことができ、絵に立体感を出すことができます。

下書きの時点でしっかりと立体でアタリをとっておけば、大きなデッサン崩れはまずありません。

模写に生かして効率アップ!

模写する時、“立体感を学ぶための”効率アップの方法。

✔︎模写の効率アップ方法

  1. お手本画像をイラストソフトで開く
  2. その上にレイヤーを追加して、お手本を立方体などの立体で囲む
  3. 描いた立体ごと模写
  4. 立体のアングルを変えて、自分で考えて描いてみる
  5. うまく描けず立体把握が甘いとわかったら別アングルを模写して研究

こうすることで、お手本の立体構造を把握しやすくなります。

立体を把握すれば、角度やパースを変えて描くこともできます。

わたしはこの方法を、以前記事にした「アニメの模写」と組み合わせて、一つのポーズを別アングルで描く練習などもしますが、効果抜群。ポーズや構図を立体的に把握できますよ。