イラスト上達 PR

今すぐ絵を上手く見せるコツ7選【初心者でも再現性の高い方法】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

絵を投稿して下手だと思われるのが嫌。少しでもマシな仕上がりにしたい。

そんな悩みに答えます。

再現性が高く、手っ取り早く上手く見せる方法だけを7つ厳選して紹介します。

✔︎この記事を書いている私は

  • 底辺からpixivフォロワー3万人レベルに上達
  • 絵描き歴=pixiv歴=8年

絵が上手いと感じさせるには、今から解説するコツを一つ一つ習得すればOK。

評価される絵を仕上げる大きな流れは絵を投稿し続けても評価されない人必見。pixivブクマ数10000超えた私のやり方で詳しく解説しています。

今すぐ絵を上手く見せるコツ7選

絵を上手く見せるコツ①:キャラクターの視線をはっきり決める

絵が下手に見える多くの人に当てはまるのが「キャラがどこを見ているのかわからない」です。

これだけで全部が台無しになるので、本当にもったいない。

よく見るとそれなりに顔が可愛く描けている人でも、「どこを見ているのかわからない」と感じさせるだけでキャラクターの魅力が落ちます。

視線は基本的には目だけ修正すればいいので、すぐに改善できます。

  • 見ているものを先にはっきり決める。カメラ目線なのか、遠くを見つめているのか、特定の何かを見ているのか。どこでもいいなら迷わずカメラ目線。(一番上手く見せやすいので)
  • 線画は顔パーツだけ必ず別レイヤーで描く。(修正しやすくするため)
  • 色を塗る前に黒目だけ仮塗りして、視線が合っていなければ先に修正。
  • 塗り終わったあとも違和感があれば微調整。

どうすれば視線が合うかわからない場合はイメージに近い資料を探し、見比べて修正すればOK。

複数のキャラクターがメインの場合、一人だけ視線が不自然なだけでも台無しになるので、要注意です。

絵を上手く見せるコツ②:色を使いすぎない

初心者に多いミスですが、色を使いすぎると下記のデメリットがあります。

  • 画面がごちゃごちゃして見栄えが悪い
  • きれいにまとめるのが格段に難しくなるので、色が汚くなりやすい

なので、色を使いすぎないようにするほど絵をキレイにまとめられます。

ひとつのパーツにつき、色は多くても1~5色で抑える

例:

  • 色1:ベースの色
  • 色2:影1
  • 色3:影2
  • 色4:ハイライト
  • 色5:リムライト、環境光など

下の絵だと1パーツ2~4色で描いています。(そしてところどころ透明度のある消しゴムで濃淡をつけている)

1レイヤー1色にして塗っていくと、あとで色の調整をしやすいのでおすすめ。

絵を上手く見せるコツ③:ボカシ過ぎない

これも初心者が陥りやすいミスで、自信がないほどボカシを多用してしまいます。しかし、ボカシすぎの絵は下手に見えます。

パキッとアニメ塗りする方がずっと上手く見えるので、初心者は黙ってアニメ塗りをベースにすればOK。

詳しくは立体把握と影の付け方。アニメ塗り最強説で解説しています。

初心者は間違ってもエアブラシオンリーで影を入れてはいけません。

絵を上手く見せるコツ④:不要なものを画面に入れない

  • その絵に描かなくてもいいキャラ、身体の一部、小物、背景などがあると感じたら、もったいなくても全部カットする
  • 不要な余白はカットする

絵の中に余計なものが増えるほど、伝えたいものがぼやけて下手に見えます。

意味もなく適当に素材を背景にしたり、汚い抽象背景を入れるくらいなら、真っ白の背景の方がマシなことも多いです。

構図については、描きあげたあと見せたい部分だけトリミングするだけでも印象がガラッと変わります。

例:

  • サムネだとよく見えるのに、全体を見ると見栄えが悪い
  • Twitterで画像の一部が見えて「おっ?」と惹かれて詳細表示したら思ったのと違った

あるあるですよね。サムネ表示で印象が変わるのは、構図が変わるからです。

・速攻で鍛える、構図の練習方法についてはこちらで解説。

絵を上手く見せるコツ⑤:グロー効果を使う

グロー効果は、色選びが苦手な人には魔法のようなものです。下の図のように色をきれいに見せる効果があります。

色がパッとしない時でも最後にグロー効果をかけるだけでどうにかなっちゃうくらい。ただし注意点はあります。

画像3枚でわかるグロー効果のやり方(CLIP STUDIO PAINTを使用)

①右クリック

②レイヤーを複製

③編集→色調補正→レベル補正

グロー効果のやり方2

④左端の「^」をこの辺りまでドラッグ→OK

(右にドラッグするほど控えめのグロー効果になる)

グロー効果のやり方3

⑤フィルター→ぼかし→ガウスぼかし

(ぼかしすぎると絵がぼやけるので注意)

⑥適当にぼかす→OK

⑦レイヤーモードを「スクリーン」にする

⑧お好みでレイヤーの透明度を調整して完成!

グロー効果の注意点

✔グロー効果の注意点

  • グロー効果を使っても限界があるので、使ってもダメなら元の絵から色を調整しなおすべし
  • グロー効果を強くかけすぎると絵がボケてしまうのでやりすぎない(④、⑥、⑧でかけ方を調整する)

絵を上手く見せるコツ⑥:原寸大で投稿しない

描いた原寸大で投稿するデメリット

  • 見る人が、無駄に読み込みに時間がかかる
  • 汚い色ムラ、線のはみ出し、塗り残しが目立つ(縮小すればきれいになるのに)

やることは簡単。描き終わってから、投稿用の画像を「解像度変更」でキャンバスサイズを縮小すればOK。

上手い人がいつも投稿している絵のサイズがどのくらいか、チェックしてマネしてみてください。

投稿サイズについては下の記事で詳しく解説しています。

・線を綺麗に描くには?結論:練習は要らない。

なぜかでかいサイズで投稿する人ほど下手な人が多い。過去のわたしも。

絵を上手く見せるコツ⑦:同じ顔や構図ばかり続けて描かない

  • 作品一覧のサムネが同じ顔ばかり
  • 違うキャラなのに同じ顔ばかり
  • 左向きバストアップばかり

こだわって同じものを描く分にはいいですが、なにもかも同じだと「これしか描けないんだね」とつまらなく感じさせ、実際よりあまり上手く見えなくなります。

ブレない部分は持ちつつ、何かしらの変化も見せるのが上手く見せるコツです。

まとめ:絵を上手く見せるコツをつかみながら、どんどん投稿すべし

今回は厳選して書きましたが、絵を上手く見せるコツはたくさんあります。より多くのコツを掴んで作品を完成させpixivなどにどんどん投稿すると、上達が加速します。

・絵が完成したけど、投稿するのが怖いという人への記事はこちら。

・pixivに投稿するメリット、デメリットについてはこちら。