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【実体験です】最速で絵が上手くなる方法【独学でOK】

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ブログをはじめて丸1年になりました。いつも見てくださっている皆さん、ありがとうございます。

当ブログに書いてきた内容を整理し、「結局、初心者から最速で絵が上手くなる方法って、まとめるとどういうこと?」という疑問に答えていきます。

この記事を書いているわたしは、絵を始めた当初1年間、

  • pixivフォロワー100人未満
  • 投稿しても「閲覧100 ブクマ1 いいね1(当時で言うと10点)」で終わることも多々
  • よくてブクマ2桁

そんなド底辺でした。

そんな人間が今は、pixivフォロワー4万人、ブクマは1000超えるのが普通になっています。

嫌々頑張って描いてきたということもなく、「描きたい時だけ描いて」ここまできました。

この記事を読めば、わたしが底辺からpixivフォロワー4万人にいたるまでの、最速かつ確実な流れがわかります。そして、その中でも最も重要な部分というのがあるので、解説していきます。

独学でOK。むしろ、絵が上手くなりたいだけなら独学のほうがいいです。

・独学か、美大や専門学校に行くかで悩む方はこちらの記事をどうぞ

全体の流れを把握したあと、細かな部分は他の記事へのリンクで確認してみてください。

この記事の最後に、悪い例、「この流れに入っている人は絶対に上手くなれない」という典型例を紹介しているので、自分が当てはまっていないかぜひ確認してください。

最速で絵が上手くなる4つのステップ

「最速で絵が上手くなる」方法の大きな流れは下記の4ステップ。

  1. 妄想と落書き
  2. 本気絵を仕上げる
  3. pixivに投稿し、評価から改善点を見つける
  4. 改善点を練習する&次回投稿の教訓にする

あとは①~④を延々と繰り返すだけ。シンプルにそれだけで十分なんです。

最速で絵が上手くなる流れ①:妄想と落書き

アニメや漫画、映画など、なんでもいいので自分の好きな作品、心を揺さぶる作品をたくさん見ましょう。

その中で感じた「萌え」。実はこれこそが、この記事で書きたい一番抜けてはいけない内容です。

「萌え」は萌え絵描きにとって、全ての原動力。これがないのに絵を描くのは、ガソリン切れの車で走ろうとするのと同じことです。

「萌え」さえあれば「描きたい時だけ描いて上手くなる」が実現しますが、「萌え」がないと、嫌々描くことになり苦痛で続きません。

「萌え」は妄想することで増幅できます。

例えばアニメを見て「○○は可愛いな~」って思ったら、「〇〇と付き合ってあんなことやこんなことできたら最高だな~ワァーーーーーー!!!」って妄想を膨らませるってことです。あとはそれを絵にするだけ。

「絵を描く気力がない」という悩みを一度は経験する絵描きが多いと思います。わたしも経験がありますが、この悩みを乗り越えられるかどうかで、上達するか、一生初心者レベルかの大きな分かれ目にもなり得ます。

この悩みの解決法は、絵を描く気力がない人は〇〇が足りないの記事で詳しく書いています。

「萌え」を感じて「ワァーーーーー!!!」ってなったら、その気持ちを発散するために自由に落書きしてみてください。自分の推しがいかに魅力的なのか、とにかく好きなように描いてみる。ノートにアナログで描くでもいいです。

デッサンとか固いことはここではほとんど気にしません。とにかく落書きを楽しむこと。

首から上しか描きたくないなら、今はそれだっていい。わたしも最初はそんなんでしたから。

わたしの実体験①

底辺の頃から、わたしは一冊のノートにひたすら落書きするクセがついていました。やろうと思ってやっているのではなく、やるのが楽しくてやっていました。

好きなキャラクターへのどうしようもない想いがあったので、とりあえずノートに吐き出す感じです。

描いていると、たまたまいいのが描けたりして「これをカラーできれいな絵で見たい!仕上げて人に見せたい!」ってなるので、自然と本気絵を仕上げる流れになっていました。

このあたりのわたしの思考をこちらのnoteにまとめています。「模写ならできるけど、自分の絵になると描けない…」というお悩みがある方は読んでください。

最速で絵が上手くなる流れ②:本気絵を仕上げる

模写などで練習するより、まずは「本気絵を仕上げる」を主眼に置いてください。

なぜなら、練習よりも本気絵を描く方が何倍も、実力をごまかせず自分の弱点を洗い出せて、確実に上達できるから。

いつまでも座学で勉強している学生より、さっさと就職して現場でバリバリ働いている人の方がずっと使えるのと同じです。実践こそが、最大の練習。

「萌え絵の始め方」で書いたように、本当に絵をはじめたばかりはまず練習→本気絵の順でいいのですが、最速で絵が上手くなりたいなら逆にすべき。とにかく本気絵を仕上げ、練習するのは本気絵で失敗した直後。

①で妄想と落書きをした中から、描きたいもののイメージを強めたら、その中から気に入った落書きを整えて、本気絵のラフにしてしまいましょう。

ただし注意点があり、ただ仕上げればいいってものではありません。

詳しいやり方は絵を投稿し続けても評価されない人必見。pixivでブクマ10000超えた私のやり方で解説しています。当ブログの中でも閲覧の多い人気記事です。

わたしの実体験②

底辺の頃から、デジタルの描き方を覚えたらすぐ本気絵を描いていました。

絵を完成させるのが難しい、という人も多いかと思います。

わたしが絵を完成できたのは「どうしてもこの絵が見たい」という気持ちが強かったのが勝因です。絵が完成できないという人は、「絵が完成しない本当の理由」について書いたこの記事を見てください。

また、板タブが使いにくくて線画の完成に時間がかかっていた時期もありましたが、初心者の頃から液タブを買うことで改善しました

線画が描けない人はこちら↓

・線を綺麗に引くには?結論:練習は要らない。

最速で絵が上手くなる流れ③:pixivに投稿し、評価から改善点を見つける

・独学でも絵が上手くなる!pixivを使うことが上達の近道。

↑の記事でも詳しく書きましたが、pixivに投稿するというのも必須です。わたしが上達できた理由にpixivは絶対欠かせません。

pixivに投稿する前提で描くことで、本気絵も完成しやすくなります。

・pixivのメリットとデメリットを徹底解説

pixivに投稿すると、まず閲覧は伸びないわ、閲覧されてもブクマはつかないわ、いいねはつかないわで、心がず~んと重くなるかと思います。

これは第一歩です。勇気を出して投稿し、この気持ちを経験している人は、先へ進めます。

ただし落ち込むだけでは意味がありません。「どこが悪かったのか?」画力・絵の内容、ともに改善点を見つけることこそが重要。

どこが悪いのかわからない時は、絵の上手い人と比べてください。上手い人から盗むというのは、上達できた人はみんなやっていること。好きな絵師のマネをすることについて詳しくは↓の記事で書いています。

・好きな絵師の模写はパクリ?好きな絵師と仲良くなるべき理由

「絵の上手い人と比べても何を直したらいいかわからない。おかしいのはわかるけど、どこがおかしいのかがわからない」という方は、「よく見て描く」ということが苦手なのだと思います。では「よく見て描く」にはどうしたらいいのか?その方法はこちらのnoteで紹介していますhttps://note.com/tomitomu/n/n00df92aa6fec

わたしの実体験③

わたしは底辺時代、絵を完成させることには長けていましたが、毎回pixivに投稿しては爆死しまくっていました。数時間かけて描いたフルカラーの絵でも、最低でブクマ1を記録しています。

「どこが悪かったのか?」を毎回考えてはいましたが、最初は全くわからなかったです。ただ、考えるのはやめませんでした。絶対にくじけない。

じわじわ上達しましたが、大きな転機となったのは、神絵師に出会って嫉妬しまくったことです。

神絵師の絵と自分の絵を比較して、自分に何が足りないのかしつこく探した結果、劇的に変わりました。

最速で絵が上手くなる流れ④:改善点を練習する&次回投稿の教訓にする

改善点がどこかわからなくても、「おそらくここだろう」と仮説を立てたり、「描いている時、ここを描くのがあやふやだった」というところを意識して、集中的に練習してください。

また、絵の内容を振り返って「このキャラはこんな表情はしないかも」とか「このポーズ、何してるかわかんない」とかわかったら、それは練習だけでは絶対得られない財産です。次回以降、その失敗を二度としないだけでも、確実に評価が伸びると保証します。

pixivの酷評を見て「首だけの絵じゃ、そのキャラの良さは伝わらないよね・・・」って身を持ってわかったら、首から下を描く練習に入ればいいし、「必要性」を感じると練習への取り組み方が全然変わってきます。

改善点をわかった上で練習すること、それこそが質の高い練習です。練習→本気絵ではなく、本気絵→練習の順でやるべき理由はそこです。

わたしの実体験④

「ここが悪いのかも」と仮説を立てては練習したり方法を変え、試行錯誤をつづけました。

せっかく悪いところを見つけても、たまに同じ失敗をやらかしたら、やはり評価は低くなりました。

pixivの評価は当てにならないなんて、嘘です。ちょっと妥協したらバレますし、刺さる絵を描いたらしっかり伸びます。

つまり失敗したら、同じ失敗を二度としなければいいので、失敗した分だけ成功に確実に近づくということです。

また、がむしゃらに毎日練習ばっかりしなくても上達できたのは、自分の弱点を集中的に練習できていたからですね。

・「絵は毎日描けば上手くなる」は大嘘です。

いろいろやった中でも効率的だった方法は、「思い出し模写」や「アニメ模写」です。↓で書いています。

・思い出し模写の方法についてはこちら

・アニメ模写の方法についてはこちら

どうしても独学では限界。改善方法がわからなくなった人へ

ここまでやっても、自分ではどうしても改善の余地を見つけられない、詰みそうな人は、「お絵描き講座パルミー」について書いたこちらの記事を読んでみてください。

7日間の無料期間を使うだけでもこれだけは見て欲しい講座を見るだけでもオススメです。

まとめ:最速で絵が上手くなるには、4つのステップの繰り返し。どれが欠けてもダメです

以上、最速で絵が上手くなる4つのステップでした。

  1. 妄想と落書き
  2. 本気絵を仕上げる
  3. pixivに投稿し、評価から改善点を見つける
  4. 改善点を練習する&次回投稿の教訓にする

あとは①~④を繰り返すだけ。

この中のどれが欠けてもダメです。

なぜなら、萌えがなければ、本気絵が完成しない。本気絵が完成しなければ、pixivに投稿できない。pixivに投稿しなければ、改善点がわからないので、改善できない。

結果、上手くならない。

全ての原動力である「萌え」を常に豊富にし、流れに沿ってやっていくだけで上達する、これがわたしの実体験から言えることです。

✔わたしの実体験をまとめると

  1. 妄想と落書き→楽しくてクセになっている
  2. 本気絵を仕上げる→「どうしてもこの絵が見たい」という欲から、確実に完成する
  3. pixivに投稿し、評価から改善点を見つける→どこが悪いのか見つける。惚れた神絵師と比べまくる
  4. 改善点を練習する&次回投稿の教訓にする→改善点に集中して練習していたので効率よし。一度した失敗は二度しないよう気を付けた

絵が上手くならない、よくある失敗例

✔絵が上手くならない、失敗例

  • 練習ばかりする
  • pixivに投稿しない
  • pixivで爆死しても何も学ばない
  • 萌え不足

絵が上手くならない、失敗例①:練習ばかりする

  1. 模写で練習、上手くなったら本気絵を描くつもり
  2. 上手くならないので本気絵が描けない。絵描くのつらい。
  3. 詰む

↓の記事を読んでみてください。

・絵の練習をしても上手くならないと悩む人は、練習をやめるべき。

絵が上手くならない、失敗例②:pixivに投稿しない

  1. 模写で練習
  2. どうにか本気絵を仕上げる
  3. pixivに投稿する勇気がない
  4. 自己満足の世界へ。上手くならないのでつまらない。絵描くのつらい。
  5. 詰む

せっかく本気絵を仕上げても、公開せずに終わってしまったら、あまり効果がありません。自己評価だと「それなりに上手いんじゃないかな」で終わってしまい、自己満足の世界へ。

強くなりたいなら、打ちのめされるべき。

さあ、pixivに投稿して、いかに自分の絵が評価されないか現実を見ましょう。全てはそこから。

・どうしてもpixivに投稿するのが怖い人はこちら

絵が上手くならない、失敗例③:pixivで爆死しても何も学ばない

  1. 模写で練習する
  2. どうにか本気絵を仕上げる
  3. pixivに投稿
  4. 爆死 (閲覧100 いいね1 ブクマ1 で止まる)
  5. 落ち込む、「pixivの評価はあてにならない」と言い出す、絵描くのつらい。
  6. 詰む

本気絵を仕上げ、pixivに投稿するまでは良かったにも関わらず、評価を受け止めきれず逃げてしまったパターン。

大丈夫、投稿したばかりの人が爆死するのは普通のことです。

「どこが悪かったのか」という理由を探さず、落ち込むだけでは、投稿した意味がありません。

「どこが悪かったのか」がわかれば、そこを直せばいいだけ。

評価されない理由は、デッサンが崩れすぎなどの問題もありますが、デッサンが崩れていなくても評価されない絵はされません。

なぜ評価されないのかわからなかったら、こちらのpixivで評価されない理由について書いた記事を読んでください。

絵が上手くならない、失敗例④:萌え不足

  1. アニメも漫画も何も見ない、特に好きなものがない、描きたいものがない
  2. 「とりあえずなにか描かなきゃ」と思い、どうにか本気絵を仕上げる
  3. pixivに投稿しても評価されない
  4. 余計に描きたくなくなる
  5. 詰む

萌え絵を描く原動力である「萌え」を欠いた状態。

これが一番やっかいで、「萌え」が復活しない限り絵を続けるのは難しいです。↓の記事で解説しています。

・絵を描く気力がない人は〇〇が足りない