Wacomの液タブ欲しいけどどれがいいか迷ってる。
CintiqとWacom One、買うならどっち?
Wacom Oneが気になっていたので、口コミや評判を調べました。
Wacomの液タブといえば人気の「Wacom One」と「Cintiq」。わたしはCintiqを7年以上使って絵を描いています。
結論から言うと自分が新しく買うならCintiqにします。ただし、初めての液タブの人はWacom Oneもありです。
・ipadとApple Pencilで描くのと、液タブはどっちがいい?
Wacom One 13 DTC133W1D
Cintiq 16 DTK1660K1D
Contents
Wacom OneがCintiqに勝るところ
Wacom Oneは専用の鉛筆そっくりのペンが使える:Hi-uni DIGITAL for Wacom CP20206BZ
Wacom One専用、鉛筆そっくりの液タブ用のペンが発売されました。
見た目が鉛筆で可愛い。見た目だけで欲しくなる。
もちろん筆圧感知するので、鉛筆感覚で使えそうですね。
Cintiq愛用者には残念ながら、「Wacom One」にしか使えません。
Wacom OneはCintiqより安い
人気のWacomで4万で買える液タブはWacom Oneだけです。
Wacomは圧倒的シェア率で安心ですし、わたしが今初めて液タブ買うなら手頃な価格という理由でWacom Oneにしたと思います。
Wacom OneはCintiqより軽くてコンパクト
Wacom One本体は1kgと扱いやすい軽さ。
画面サイズは13.3インチ。わたしも13.3インチをずっと使用していますが、必要十分で邪魔にならないジャストサイズです。絵の仕事にも使っていました。
Cintiqの13.3インチは現在販売終了しているようですから、小型の液タブがいい人はWacom Oneでしょう。
モバイルに容易なほどではないですが、わたしは家の中のあちこちに移動して描くタイプなので軽いのは嬉しいです。
Wacom OneはCintiqと違い、パソコンが無くても一部のアンドロイドと接続して使える
パソコンがない人でも、一部のアンドロイドと接続して絵を描くこともできます。
対応機種はこちらの画面中央あたりのリンクから確認できます≫Wacom公式サイトで見る
ただしiPhoneやiPadでは使えず対応端末は限られます。正直言って絵を描くならパソコンを買った方がいいです。
(おまけ)Wacom Oneは電源不要の使い方もある?
Cintiqは電源コードの接続が必須ですが、Wacom OneだとPCからのUSB給電でいける場合もあるとか。
ただし動作不安定のようなので、期待せず付属のACアダプターをしっかり使うつもりで買うのがいいですね。
wacom oneがCintiqに劣るところ
Wacom Oneの描き味はCintiqには劣る
筆圧感知能力は高いものの、Cintiqには劣ります。
Wacom Oneの筆圧感知は4096、Cintiqは8192です。
こちらのAmazonのページの画像の中にある「Wacom製品ガイド 液晶ペンタブレットシリーズ」の表でも、Wacom Oneの描き味は「〇」、Cintiqは「◎」と、公式でも描き味はWacom OneよりCintiqが上となっています。 Wacom OneのAmazonのレビューを見ていても、Cintiqの描き味を知ってしまった人はWacom Oneの描き味に不満を持つ印象を持ちました。しかし筆圧感知4096でもかなり高く、初めて液タブを使う人には何も心配ない数値です。
ちなみにわたしが初めて液タブを使って「めっちゃ描きやすい」と感動したのは、2013年モデルのCintiqで筆圧感知は2048でした。2048でもめっちゃ描きやすいと感じるのに、どっちもそれ以上。。
また、Cintiqに慣れている人にはWacom Oneは色が塗りにくいという声も聞きます。
Wacom OneはCintiqより画面の反射が気になる?
Wacom Oneのレビューをいろいろ見ていると、画面の反射が気になるという声を見ます。Cintiqを使っているわたしは画面の反射が気になったことはないです。
Wacom Oneの反射が気になる場合は反射防止フィルムを使うといいようです。
Wacom OneとCintiqを比較
Wacom One | Wacom Cintiq (DTK1660K0D) | Wacom Cintiq Pro (DTH-1620/AK0) | |
付属ペン | Wacom One Pen | Wacom Pro Pen 2 | Wacom Pro Pen 2 |
筆圧レベル・描き味 | 4096 思った通りに描ける | 8192 さらにクリエイティブを追い求めた描き味 | 8192 さらにクリエイティブを追い求めた描き味 |
色域 | NTSC カバー率72% | NTSCカバー率72% sRGBカバー率96% | Adobe RGBカバー率最大90% |
タッチ操作 | ✖ | ✖ | 〇 |
スマホで使用 | 〇 一部のAndroid | ✖ | ✖ |
重さ | 1kg | 1.9 kg | 1.5 kg |
画面サイズ | 13.3型 / 16:9 | 15.6型 / 16:9 | 15.6型 / 16:9 |
Wacom公式ストアでの価格 | ¥42,900 (税込) | ¥74,580 (税込) | ¥184,800 (税込) |
安くてコンパクトで可愛いHi-uniペンが使えるWacom Oneは、液タブ初めての人向き。
迷ったらCintiq買えば間違いないです。
わたしももし今のが壊れたらWacom Oneを候補には入れるものの、Cintiqのファンとしてはやっぱり安定のCintiqを使いたい。
愛用中のCintiqは7年たっても不具合なく、全然壊れそうにないのでまだまだ先になりそうですが。
結論:間違いがないのはCintiq。液タブ初めての人はWacom OneでOK。
結論、間違いがないのはCintiq。液タブ初めての人はWacom OneでもOK。
わたしが買った時代、液タブは筆圧感知2048レベルで8万円したんですよ。昔より高性能でだいぶ手に入りやすい値段になりました。
液タブを接続するパソコンやAndroidにHDMIとUSBのケーブル差し込み口がない場合、別売の変換アダプタが必要なので注意。
・ipadとApple Pencilで描くのと、液タブはどっちがいい?