液タブを買うのと、iPad Pro とApple pencilを買うのどっちがいいの?どっちかがあれば十分?
こんな疑問に答えていきます。
結論から言うと、どちらかひとつなら液タブ一択。iPadもあると便利ですが、必須ではないです。
わたしは液タブを7年、iPad Proを2年使っています。
この記事を読めば、液タブやiPadがあなたに必要かどうか選べるようになりますよ。
Contents
液タブを買った理由
底辺時代に板タブから液タブに変えました。液タブを買った理由やレビューは↓の記事で書きました。
液タブの用途
✔︎液タブで描くもの
- pixivに投稿する絵
- 同人誌制作
- 落書き
- 練習
作品から落書きまでなんでも使えます。
※液タブを使うには基本パソコンが必要です。(一部、スマホで使える液タブやパソコンと一体型の液タブも存在します。)
参考記事:パソコン不要。iPhoneだけあれば使えるペンタブ発売!
液タブも持っているのにiPad Proを買った理由
![](https://tomitomu.com/wp-content/uploads/2020/03/ABFD6C2C-4A4B-4D85-B4DF-5BD35FD1AA2E.jpeg)
パソコン(当時はデスクトップ)を置いている部屋に液タブを置いて描いてて、「疲れたから寝室で寝ながら描きたいな」という時が多かったんです。
パソコンごとの移動となると、億劫な時も…。
そんな時にApple Pencilの存在を知り、描き味がとてもいいと聞いてiPad Proとともに即買い。
iPad Proの用途
![](https://tomitomu.com/wp-content/uploads/2020/03/127FE21C-3790-4093-ACB6-A8BA9700D65C.jpeg)
✔︎iPadで描くもの
- 落書き
- 練習
この2つがメイン。要は「作品」を描く時は絶対液タブにしてるんですね。
iPadは好きな場所で手軽に練習したり、絵の資料を表示するツールとして活躍しています。
即起動してお絵描きスタートできるところも魅力。
コードレスで軽いからソファに寝っ転がって描くもよし、外へスケッチブックとして持ち歩くもよし。
手軽さと持ち運びの良さが人気の理由ですね。
作品を描く時はiPadではなく液タブがいい理由
筆圧感知が液タブ>>>iPad
筆圧感知の精度は液タブとiPadで歴然の差があります。
液タブの方がずっと直感的で描きやすく、細かな作業が早くできて作品の質もあがります。例えば下記のようなことがアナログ感覚で可能。
- 大きなサイズのペンで細い線を引く
- 濃い色で薄い線を引く
iPadだとそれやるのキツイ。この差こそが、iPadがあっても液タブが絶対廃れないわけですね。
デモ機を置いている電気屋さんがあったら、弱い筆圧で試し描きしてみるといいですよ。
iPadのタッチパネルはメリットでありデメリット
![](https://tomitomu.com/wp-content/uploads/2020/03/314956C1-C9C8-4D39-BC59-1E432BCA43E2.jpeg)
iPadは指で触れても操作できるのに対し、液タブではペンにしか反応しません。
iPadはピンチアウト/ピンチインで画面を拡大/縮小できるのは便利ですが、ペン以外の描いている手が触れても勝手に反応するのが不便です。
iPadはペンを充電する必要がある
Wacomの液タブcintiqはペンの充電が不要なので延々と描き続けることができます。
iPadに使うApple pencilは夢中で描いている最中に充電が切れてしまうことがあります。
ペンの充電はiPadに差し込むだけでできるのは便利ですが、その間絵が描けない。
iPadのお絵描きソフトより、パソコンのソフトの方がずっと描きやすい
個人的にPCのお絵描きソフトだとCLIP STUDIO PAINT PRO![](https://www13.a8.net/0.gif?a8mat=3B9GSQ+ERO3ZM+3AP2+5YJRM)
iPad版のクリスタは月額制で、買い切り版がないのが残念です。
まとめ:まずはペンタブ必須。iPadは補助ツールとして優秀
![](https://tomitomu.com/wp-content/uploads/2020/02/2E32ACB6-796C-4A55-8E35-E74E29FB7E1D-1024x657.jpeg)
まとめると、まずはペンタブを持っていない方は絶対ペンタブを買いましょう。
板タブがあるけど描きにくいという人で、iPadか液タブか迷っているとしたら、液タブにすれば損することはまずないです。
お金の余裕があったらiPadも一緒に持っていれば、絵の練習場所が広がったり資料を表示するといった補助ツールとしても活躍し、より効率のいいお絵描きが実現。
iPadで移動中に下書きを描き、家で液タブで清書するということもできちゃいます。