「人に絵を見せるの恥ずかしい・・・」
「ネット上に絵を載せるの怖い・・・。誹謗中傷とか、なに言われるかわからないし、パクられたらどうしよう。」
当ブログで、「絵を完成したら公開するのが上達の近道ですよ」と何度も書いてきたわたしですが、「見せる怖さ」というのもよ~~~くわかります。
実際、絵を8年以上にわたってネット上に公開しているわたしでも、今でも「見せる怖さ」がいつもあります。
ただしそれを悪いことだと思っていません。むしろ正常であり、絶対不可欠な感覚です。
なぜなら、怖いという感覚がなければ、なんでもネット上に絵を公開してしまいそうだからです。それは困ります。詳しくは以下で解説。
この記事を読めば、「絵を見せるのが怖い」という感覚はそのままに、どうやって絵を投稿すればいいのかがわかります。
Contents
絵を見せるのが怖いという感覚は不可欠
「絵を見せるのが怖い」と思ってしまうのはなぜかというと、自己防衛のためです。
つまり「絵を見せることで、見せた自分になんらかのリスクがある」と思っているから、怖いという感情で守っている。
では、絵を見せたら本当にリスクってあるのでしょうか?
✔知り合いに絵を見せると怖いのは・・・
- 気を遣わせたり、下手と言われたり、無反応だったらつらい。
- 絵の内容に引かれたらつらい。
- 心の中を見られるようで恥ずかしい(模写ならいいけど、自分で考えた絵は嫌だ。)
これは超リスクですね。
そして「知り合いに見せるならいいけど、ネット上は怖い」というあなたも、とても正常な判断ができています。
✔特に、ネット上に絵を公開してしまうと・・・
- 誰かに保存されたら一生残る
- 見知らぬ誰かに誹謗中傷されるかも
- パクリ、改変して配布、無断転載されるかも
上記の通りです。ネット上に絵を公開するのはリスクが絶対あります。
だから、そのリスクを避けるために「怖い」って思うあなたはどう見ても正常なんです。
まずは自分を誇ってください。
「絵を見せるのが怖い」という感覚が無い方が心配
むしろ「怖い」という感覚がない方がずっと心配です。
特に、ネットでの発信は怖い。
ネット上の写真流出とか、個人情報とか、発言だってそう。ネット上に流したら取り返しがつかないことがあります。
リスクを理解すればネット上の発信やデータのやり取りも「怖い」という感情に制御されます。
一生残ると怖いのは、写真や発言だけでなく絵だって一緒です。
一度ネット上に出した絵は、誰かが保存した限り、消滅させたくても描き直したくても消えない。自分が描いた絵なのに。怖いですね。
絵を見せて後悔したこと
わたしもpixivに投稿する時はよく考えてから慎重にしますが、それでも、投稿したことを後悔した絵がありました。
絵の内容が自分のこだわりに反してたと反省した部分や、手直ししたい部分があったからです。
消して投稿し直したいけど、無断転載されちゃってるので残っています。
(まあ、何年も経った今は諦められましたが。)
わたしも絵を見せるのが今も怖い
絵を投稿する直前、心臓がバクバクすることがよくあります。めちゃくちゃいい絵が描けた時は特に。
・絵を投稿し続けても評価されない人必見。pixivでブクマ10000超えたわたしのやり方
最高にいい絵が描けて興奮しているのと、これを投稿したら見た人を萌えさせられるという期待、そこに「怖い」という感情も混ざっているように思います。「これでミスってたらどうしよう」と。
もちろん、もう何度も何度も変なとこがないかチェックしているんですけどね。(笑)
それでも怖いものは怖いし、失敗を恐れる慎重さがあるからこそ、絵の改善にぬかりがなく、上達できたのもあります。
だから「怖い」という感覚は失いたくありません。今後もずっと。
「落書きですが」と言って妥協して絵を投稿するより、慎重なくらいでいいかと。
関連記事:・絵は完璧主義でも上手くなれます。
絵を見せるのが怖いから投稿できない人は、「見せたい」って思う感覚を大事に
ここまで読んで、「絵を見せるのが怖いのはそのままでいいんだ」とわかったかと思いますが、「これじゃ一生見せられないやん」って人。
嫌々人に絵を見せることはありません。
わたしも、絵が完成しても「見せたい」って思わない時があります。あまり魅力的に仕上がらなくて「俺の○○の可愛さはこんなもんじゃねえ!」ってなる時や、「前にもこんなん描いたな・・・」って思う時などです。
そのような見せたいと思わない絵は、見せなくて正解です。
ただし「怖い」という気持ちに「見せたい」という気持ちが勝つ時が必ずあり、その時は今のベストな絵が描けている手ごたえがあります。その時は逃さず、投稿しましょう。
「怖い」と思っているのに「見せたい」が勝つほどのいい絵が描けているってことですから。そんな絵が描けたことを誇っていいです。その絵は最強です。
(それでも、「閲覧100 いいね1 ブクマ1」で止まってハイ終了~OTLってなって超落ち込みますけどね、底辺時代はそんなもん。でも、そこからです)
「見せたい」っていつまでも思えない人は、画力がないというより絵に「伝えたいこと」が描けていない時と考えるといいです。
関連記事
まとめ:絵を見せるのが怖いという感覚は忘れないこと。その上で「見せたい」が勝つ絵を投稿すれば最強
以上、絵を見せるのが怖いという感覚は正常で絶対不可欠である理由と、怖いという感覚とどう向き合って投稿していくかという話でした。
「怖い」という防具は、絶対なくさないでください。
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