ソファで寝ながら液タブで描ける時代になった。XPPen Magic Drawing PadとWacom MovinkPad
絵を描いてみたいけど、パソコンがない・・・
パソコン持ってるけど、持ち歩いて外やソファの上で自由に描きたい・・・
ペンタブというのは元々、パソコンがないと使えないものです。
パソコンがない・買う気もない人は、間違えてパソコンでしか使えないペンタブを買わないよう注意が必要。
過去に、iPhoneで使えるペンタブというのを紹介しました。
→パソコン不要。iPhoneだけあれば使えるペンタブ発売!
しかし、板タブしかなかったり、ibisPaintのみしか使えないという大きな弱点はありました。
ところが、ついに出ました。
パソコンもスマホも不要で、持ち歩ける液タブ!!しかも10万以下!!
時代は変わりましたね・・・。
もし今自分が絵を始めるとしたら、これを買うと思います。
Contents
iPadとApple Pencilを使えばいいのでは?という疑問
iPadとApple Pencilがあれば、ソファで寝転んで絵を描けます。
だったらそっちでいいんじゃないの?と、思うでしょう。両方使ったことがない人は。
両方使ってみたことがある人ならわかると思います。ぜんっぜん描き味が違うのです。あと、ペンが充電式で途中で切れてしまうことも、地味に痛い。今いいとこ描いてんのに!!ってなる。
わたしがメインで使っているのはWacom Cintiq 13HD。10年以上前に買った液タブです。古い機種なので、PCだけじゃなく電源コードも刺さないといけない。コードが邪魔くさい。
でも、描きやすさは今でも全く問題ないです。
10年前の液タブでも、iPadより何倍も描きやすいんです。
それもそのはずで、iPadと液タブはそもそも入力する方式が違うみたいで。
外で描きたい時、家の中でソファに寝転びながら描きたい時はiPadとApple Pencilを使っています。まあ、ラフや落書きならこっちで十分。
でも、液タブの描きやすさとiPadの手軽さ、どっちも欲しい。ずっとそう思っていました。
その両方を叶える製品が、ついに出てきました。
iPadの手軽さと、液タブの描きやすさ、どっちも叶える液タブ
XPPen Magic Drawing Pad
サイズ:12.2インチ 重量:599g PC不要、Android14搭載、バッテリー最長13時間

12.2インチ大画面Androidお描きタブレット。PC不要で単体で使用可能。
PC不要でどこでも使える液タブです。Android14を搭載していて、クリスタが使えます。クリスタは月額制で買い切りはないけど、それが気になる人はibis Paintも使える。
画面が12.2インチと大きめで、反射ゼロのX-Paperディスプレイを採用しています。屋外でも画面が見やすい。バッテリーが最長13時間なので、丸一日描き続けても余裕です。
描き心地については、公式サイトのレビューやAmazonのレビューを見ても、描きやすいという声が多いです。液タブはiPadより断然描きやすいというわたしの体験からしても、この商品も描きやすいのは間違いないと思っています。
価格や詳しい仕様はこちら↓
公式サイトの方が安いことがあります。→【XP-PEN】公式ストアWacom MovinkPad 11
サイズ:11.45インチ 重量:588g PC不要、Android14搭載、Wacom Pro Pen 3(充電不要)付属

こちらもPC不要のAndroid搭載液タブです。
最大の強みは、Wacom Pro Pen 3が付属していること。これはプロの現場で事実上の標準として使われているペンです。描き心地はWacomの液タブと同等レベル。わたしが今使っているCintiq 13HDと同じメーカーなので、間違いなく描きやすいだろうと思います。
「Quick drawing機能」があり、スリープ中の画面をペンで長押しするだけでスケッチアプリが起動というのも魅力。「描きたい!」と思ったその瞬間、すぐ描ける。
クリスタDEBUTの2年ライセンスも付いてくるので、コスパ高いです。
スペックの限界はXPPenと同様にあります。重い作業はメインPCでやって、気軽に描きたい時はMovinkPad、という使い分けが正しい使い方だと思っています。
価格や詳しい仕様はこちら→Wacom MovinkPad 11パソコン不要の液タブ、デメリットは?
正直に言うと、ハイスペックパソコンのような動作は期待できません。レイヤーを大量に使ったり、デカいブラシを使うと動作がモッサリするというレビューもあります。ガチのフルカラー原稿を仕上げるような重い作業には向かないかもしれないです。クリスタの3D機能なども多少重く感じることを覚悟した方がいいかもしれません。
でも、pixiv投稿用の絵くらいなら全然いけると思います。ラフや下書き、練習用途なら余裕でしょう。外やソファで気軽に描くならむしろこれで十分です。わたしが今初心者で、パソコン買うお金がなかったらこれをまず買うと思います。
動画作成やゲームなどの重い作業も兼ねて買うのはおすすめしません。重くてイライラすると思います。ここに関しては、iPadの方が上です。
お絵描き専用のツールとして買うことで輝く商品でしょう。資料を見るくらいならサクッといけると思います。いろんなことができると誘惑ができるので、お絵描きしかできないくらいでちょうどいいんじゃないかとわたしは思います。
もう一つ、買う前に知っておくべきは、OSがAndroidという点。パソコンのような、WindowsやMacではありません。WindowsはSAI愛用者も多いと思いますが、使えません。パソコンで描き慣れている人はクリスタを使うのが現実的と思いますが、買い切りのクリスタはないので年額または月額を払う必要があります。無料でも試し描きモードが使えます。課金したくない場合はアイビスペイントを使うという手がありますが、個人的には、課金してでもクリスタの方がずっと使いやすいです。
クリスタはプロも愛用する、絵描きのスタンダードなソフトです。パソコンなら買い切りで一生使えます→CLIP STUDIO PAINT PROちなみに、重い作業はメインPCで
パソコンを買おうか迷う方へ。レイヤー100枚でもサクサク動く環境が手に入りますので、買って損はしません。
ただし、ハイスペックの物を選ばないと後悔します。
わたしが使っているのはマウスコンピューターです。安くてハイスペック、コスパが高い。フリーズ知らずで快適に使えています。もう6年以上使っていますが、全然遅くなりません。詳しくはこちら→液タブ使いがマウスコンピューター買ったのでレビューします
お絵描きパソコンに必要なスペックはこちら→【失敗しない】イラストレーターのパソコンスペックの選び方
もし今使っている液タブが壊れたら、パソコン用にはXP-PENの液タブを選ぶと思います。安いやつで2万円台で買えるのはやばい。10年前の液タブで満足している自分には、コスパよすぎます。
セールもよくやっています→【XP-PEN】 公式ストアどっちも素晴らしい。
どちらも「PC不要で液タブが使える」という点は同じです。iPadより描きやすくて、液タブより手軽。この価格帯でそれが実現できるようになったのは、すごい。正直、今から絵を始める人達が羨ましいです。

