- 絵が上達したいなら毎日のように練習しなきゃいけない
- うまい人達はみんな毎日練習していたはずだろう
- がんばって練習してるけど、いつまでも初心者レベルでつらい…やめたい…
そんなふうに思っている人への記事です。
結論から言います。
練習をやめてください。
練習ばかりしている人は「絵は練習さえすれば上手くなる」という思い込みがあり、それが上達できない理由だからです。
だって練習だけしても上達しないことを、あなたが証明しているじゃないですか。
そういう人でも、「ここを理解できていれば脱初心者できて、もっと楽しくいい絵が描けるようになるだろう」と思うポイントがあるので、紹介していきます。
これを描いている私は底辺からpixivを始めて、フォロワー3万人レベルに上達。絵の上手い知り合い(プロ含む)数人と意見交換もしてきた者です。
Contents
絵が上手くなる人とならない人の脳内の大きな違い
まず絵が上達しやすい人としにくい人の脳内の大きな違いを、図にしてみました。
上の図の通りです。もし、右のような状態の人がいたら練習を中止するべきです。
左のような思考ができる状態を目指してください。
なぜ左の方がいいのか解説していきます。
「線が描きにくい」がハードルとなっている方は線を綺麗に描くにはたくさん練習しなきゃダメ?で解説しています。
絵の練習をしても上手くならない人に足りないもの
✔︎絵が上達しやすい人の脳内の特徴
- 生み出したい作品が明確
- 生み出したい作品への想いが強い
この2つの特徴が強ければ強いほど、上達しやすいんです。理由は以下の2つ。
- 作品を描く量が増えるから
- 絵の練習の質が上がるから
詳しく解説していきます。
作品を描く量が増えるから
上達しやすい人は自分の世界を持ち、どうにかうまく自分の理想や欲求を絵で表現できないかと、貪欲に絵を描きます。
下手だろうと、「生み出したい作品」というゴールがあるのとないのとでは、大きな違いが出ます。
「△△を着た○○が×××してる絵が見てええええ!」となったら、もうそれ描くしかないじゃないですか。だから自然と作品を完成させられます。
絵の練習の質が上がるから
生み出したい作品がある人は、作品を描いてpixivなどに投稿するので、客観的に自分の絵を評価できます。
自分の絵の弱点がわかっているかどうかで、練習の質が変わります。
うまく描けなかったもの、「ここが弱い」とわかった部分だけ、改善する練習をすればいいだけです。それこそが質の高い練習です。
ピンポイントの練習だと時間もかからないので、作品を描く時間を多くとれます。
練習しても絵が上手くならない人の思い込み
下のような考えを持っている人もいるはずです。
- 「自分は才能がないから練習しなきゃいけない」
- 「才能がないから練習してもうまくならない」
しかし「絵は練習さえすれば上手くなる」が思い込みなように、「上手くなる人は才能がある」というのも思い込みです。上手くなりやすい人というのは先ほどの図の左のような人です。
萌え死んでいるただの変態です。
わたしも。
まとめ:絵の練習をしても上手くならない人は練習をやめるべき。時間の無駄です
上に書いたように質のいい練習とは、「自分の弱点を見つけてそこだけ練習する」ことです。
逆に質の悪い練習とは、どこが悪いかわかっていないのに練習すること。
うまく描けていないところも、実は描けていると思い込んでいます。いくら練習しても悪いところが改善できず身になりません。時間の無駄です。
まずは練習をやめて、じっくり考えてみてください。「自分が何を生み出したいのか」を。
そして「練習」から、「作品を描いて公開する」を中心にすれば、景色が変わってくるはずですよ。